錦織3年連続出場!ATPワールドツアーファイナル2016(イギリス/ロンドン/O2アリーナ、ハード)概要
ATPワールドツアーファイナルはその名の通り男子プロテニスツアーの年間最終戦で、今年は11/13(日)〜11/20(日)の日程でイギリス・ロンドンのO2アリーナで開催されます。
出場者は、1月からの年間レースランキング(獲得ポイントの多い18大会分の合計ポイントで計算)を元に上位8人から選出されます。なお、9~20位の選手の中にグランドスラム優勝者がいた場合には8位の選手に替わって出場となります(9〜20位の中に2人以上グランドスラム優勝者がいる場合にはランキング上位の選手1人のみ出場)。
また、大会期間中に出場選手がけがなどで棄権した場合には、9位~20位の間に上位2名が補欠となり、出場しなかった場合でも賞金が支払われるというすごい大会です。
本大会は全て3セットマッチ(2セットを先取した方の勝利)で、サーフィスは室内でのハードコートとなります。
試合はまず4人ずつのグループに分かれ、それぞれ総当りの予選リーグ(ラウンドロビン)が行われます。そして各グループの成績上位2名が準決勝へとコマを進め、準決勝と決勝のトーナメント戦で優勝者が決まります。
年間レースランキング上位8人が参加の大会でもあり、毎試合が決勝戦のような対戦カードでどの試合も見逃せませんが、錦織圭も3年連続での出場となります。今年は厳しい組み合せですが、まずは予選突破を!
→錦織圭 ATPワールドツアーファイナル2016 試合・放送予定と結果(イギリス/ロンドン、O2アリーナ)
出場選手
順位 | 選手名 |
---|---|
1 | アンディ・マレー |
2 | ノヴァーク・ジョコビッチ |
3 | スタン・ワウリンカ |
4 | ミロシュ・ラオニチ |
5 | 錦織 圭 |
6 | ガエル・モンフィス |
7 | マリン・チリッチ |
9 | ドミニク・ティエム |
過去10年の優勝者
不思議とこの大会では成績を残せていないマレーですが、世界ランク1位に登りつめた勢いでツアーファイナルのタイトル奪還なるか?!そして4連覇中のジョコビッチが意地を見せ、ここで5連覇、世界ランク1位返り咲きなるか?!錦織圭の活躍いかに!?年 | 優勝 | 準優勝 | 決勝スコア |
---|---|---|---|
2015年 | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 6-3, 6-4 |
2014年 | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 不戦勝 |
2013年 | ノバク・ジョコビッチ | ラファエル・ナダル | 6-3, 6-4 |
2012年 | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 7-6, 7-5 |
2011年 | ロジャー・フェデラー | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ | 6-3, 6-7, 6-3 |
2010年 | ロジャー・フェデラー | ラファエル・ナダル | 6-3, 3-6, 6-1 |
2009年 | ニコライ・ダビデンコ | フアン・マルティン・デル・ポトロ | 6-3, 6-4 |
2008年 | ノバク・ジョコビッチ | ニコライ・ダビデンコ | 6-1, 7-5 |
2007年 | ロジャー・フェデラー | ダビド・フェレール | 6-2, 6-3, 6-2 |
2006年 | ロジャー・フェデラー | ジェームズ・ブレーク | 6-0, 6-3, 6-4 |
錦織圭の過去の戦績
今年で3回目の出場となる錦織圭。2015年 ラウンドロビン敗退
2014年 ベスト4
2014年は、予選ラウンドロビンでフェデラーに敗れたものの、フェレールとマレーを下して決勝トーナメントに進出。準決勝ではジョコビッチにフルセットの末に敗れました。
2015年は予選ラウンドロビンでベルディヒを破ったが、ジョコビッチとフェデラーに敗れ、決勝トーナメント進出はなりませんでした。しかし、2015年の後半は不振にあえいでいましたが、フェデラーとの好勝負で自信が戻り今年の安定した戦いにつながりました。
ATPワールドツアーファイナル2016 組み合せ
11/77に予選リーグの組み合わせ抽選が行われ、下記の通り錦織圭にとっては厳しい組み合せとなりました。2勝はおろか、1勝も厳しいかもしれません。ですが、いずれも勝ったことのある相手で勝てない相手でもありません。来季に弾みをつけるためにも、まずは予選突破を目指して強豪を打ち破ってくれることを期待しましょう!グループ・ジョン マッケンロー
錦織圭(日本)
A・マレー(英国)
S・ワウリンカ(スイス)
M・チリッチ(クロアチア)
グループ・ イバン レンドル
N・ジョコビッチ(セルビア)
M・ラオニチ(カナダ)
G・モンフィス(フランス)
D・ティエム(オーストリア)